曲がり葱の種の収穫
梅雨入りしたとはいえ雨が恋しいですね。今日は余目葱(あまるめねぎ)の収穫をしました。写真上部の黒く見える点々が葱の種です。胡麻粒の半分位の大きさで、乾燥して口が開くとポロポロと落ちてきます。丸い部分だけを切り取り箱に並べハウスの中で乾燥させます。
残った葱は皮を剥いて硬い部分を捨て根の付いた柔らかい部分を畑に寝かせて植え、葉っぱが持ち上がってきたら食べられます。
今回収穫した葱の種が曲がり葱になるまでの作業を紹介します。
6月・・・種の収穫(乾燥、選別)
10月・・・種まき(床)
4~5月・・畑に定植(3~4本ずつ立てて植える)
5~6月・・追肥、草取り、土上げ等
7~8月・・植え替え(一度抜いて横にして植える)・・・葱やとい作業
これで白く柔らかい曲がり葱が出来ます。
(この時来年の種用の葱は立てて植える)
11月・・・収穫開始
種まきから収穫まで1年以上かかります。真夏のやとい作業は大変です。でも柔らかくて甘味のあるこの葱を食べたらやめられません。